10代のデジタルエチケット

これからの未来を、生きる術。

私たちは、デジタルが取り巻く社会で生きている。
そんな私たちには、守らなければならない
デジタルエチケット
がある。

友だちのノートを盗み見ない。
他人の成果を自分のものと偽らない。
電車で人が嫌がることをしない。

日常で当たり前に守っているエチケットが、
デジタル社会で簡単に犯されている。


未来溢れる「あなた」に知っていてほしい。
デジタル上での、ソーシャルエチケット。

それは、これからの未来を、生きる術。

時代背景・
プログラム説明
Historical Background・
Program Description

  • 時代背景1

    加速する
    デジタル社会

    10代のスマートフォンの保有率は85.6%、そのうち90%以上*がSNS等でデジタルコンテンツに触れている。現実とデジタル社会の境目はどんどん無くなっている。*(出典)総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」13〜19歳の回答

  • 時代背景2

    デジタル社会の
    見えにくいルール

    あなたがコンテンツを楽しんでいる時に、知らずと犯しているルールがどれだけあるだろうか。どんどん便利な世の中になり、変化の激しい社会だからこそ、デジタル社会のルールはより見えにくくなっている。

  • 時代背景3

    みんなが
    クリエイター時代

    子ども、大人、プロ、アマチュア問わず誰もがクリエイターになれる時代。
    世界中に溢れるデジタルコンテンツは誰かの手で作られたものだけど、コンテンツの権利は、誰が守ってくれるだろうか?

プログラム概要 Program Outline

タブレットで学習する女学生

自分ごと化して考えられる
PBL型の学び
学習する学生

PBL型学習を通して、どうしてだめなのか、どうしたらいいのかを実社会に紐付け、自分ごと化して理解し学べるプログラムです。 オフラインでもオンラインでも受講が可能です。

PBL学習 (主体的・対話的な課題解決型学習)とは? What is PBL?

PBL(Project Based Learning)は、生徒が現実世界に主体的に関わること、もしくは個人として意味のあるプロジェクトに取り組むことを支援する教育方法です。

学習する若者

プログラムテーマProgram Theme
どうすれば、デジタルエチケットを守れるか?

  • STEP 01

    自分の問題であることを理解

  • STEP 02

    著作物とは何かを理解する

  • STEP 03

    コンテンツ保護
    海賊版をめぐる実社会での経験

  • STEP 04

    プロジェクトテーマに
    自然に向き合う設計

  • STEP 05

    著作物の大切さを伝える
    コンテンツを作る

  • 学習する学生たち
    学校で実践

    総合的な学習の時間や、週末の課外授業などの時間枠におさまる50分2コマのプログラムです。

    チュートリアル付きの動画を流すことで、特別な準備をすることなくスムーズに授業を進行いただくことができます。オフライン、オンラインどちらにおいても活用できる内容です。

その他補助教材
10代のデジタルエチケットCREATOR +

さまざまなクリエイティブ作品を生み出すクリエイターの世界に触れ、実践的に学んでいきましょう。

コンテンツ産業の最前線で活躍するプロのクリエイターへのインタビューを通じて、作品制作の具体的なプロセスや想いなど、リアルなクリエイティブの世界を知ることができます。クリエイティブに興味のある人には是非見てほしいプロの仕事人の世界。キャリア教育の観点からもご活用いただけます。

学習する若者

プログラム内容Program Explanation

1コマ目
50分

「10代のデジタルエチケット」って何?

  • ・コンテンツとはなにか・著作物とはなにか・クリエイターの権利とはなにか?
  • ・権利の侵害と現状、海賊版
  • ・ミニワーク【著作物はどれでしょう?】
  • ・グループワーク・発表
  • ・解説・まとめ
授業の様子
2コマ目
50分

好きなクリエイターの活動が
危うくなっているかも!

  • ・高校生「アイさん」のストーリー - 個人ワーク:ジャーナリング
    共感できる?何が問題なんだろう?
  • ・映画監督「トムさん」のストーリー - 個人ワーク:ジャーナリング
    もし自分がトムさんの立場だったら、どう思う?
  • ・グループトーク・グループワーク
  • ・全体発表・まとめ
クリエイターとインターネット

高校で実証実験した際の様子

  • 大分県立大分豊府高等学校
    • 動画を観る様子
    • グループワーク・発表の様子
  • 群馬県立高崎女子高等学校
    • 動画を観る様子
    • グループワーク・発表の様子

    使用したプログラム教材はこちら

プログラムを通じて
コンテンツを正しく楽しむための
様々作品が生まれています

「10代のデジタルエチケットキャッチコピーAWARD2023」最優秀賞作品をもとに制作した映像作品

  • 見えない世界でも良い人でありたい。
  • あなたは「貸して」と言えますか。
  • ファンとして、できること。
  • 今、あなたが見ている作品は誰のもの?
  • 知って欲しい。そのワンクリックで傷つく誰かがいることを。
  • 「自分の好きを守るための支え」
  • あなたの作品愛、あるべき姿で愛してますか?
  • 自分と「誰か」を守る
  • 物作りには、感性を 著作権には、理性を。
  • あなたの発想があなたの財産
  • 彼らの笑顔は本物ですか~みんなで守ろうデジタルエチケット~
  • その投稿1度見直してみませんか?

授業後の
アンケート結果Survey Results

  • 円グラフ1
    デジタル社会でのエチケットを意識したい 97.5%回答数:440件
  • 円グラフ2
    自分の身近に海賊版があると思う 93.4%回答数:440件
  • 円グラフ3
    著作権について理解している 82.3%回答数:440件

授業実施後に、
「著作権について思ったより理解できていなかったと気がついた」
という声が上がっています。

授業を受けた
生徒からの感想(一部抜粋)

  • 群馬県立高崎女子高等学校 生徒

    学校で著作権の授業は受けていましたが 、文字の暗記みたいな感じで、実際に使えるものにはなっていませんでした。このプログラムでは、例を見ながら考えたり、こういう時に自分はどうしようと考える体験を通して、著作権が意外と身近にあることを知りました。今までは、映画制作者とか限られた人だけ関係すると思っていましたが、自分も作り手であることを知って、発信する時は気をつけなきゃいけないことを学びました。(群馬県立高崎女子高等学校)

  • 大分県立大分豊府高等学校 生徒

    他人が作ったものを勝手に使ってはダメということは理解してましたが、授業を受けてみると、著作権について知らないことがたくさんありました!特に、AIの話を通して、著作権の枠組みについて深く考えさせられました。私自身、デジタル社会の住民としてクリエイターの権利を侵さずに楽しめるようにしていきたいです。(大分県立大分豊府高等学校)

  • 大分県立大分豊府高等学校 生徒

    著作権について、基本的な内容は知っていると思っていましたが、実際に何が良くてダメなのかの、理解できていないことが多いと気がつきました。今までは何も考えずにコンテンツに触れていましたが、これからは普段の生活の中でも、著作権が侵害されていないかなど、自分の頭で考えていきたいと思います。(大分県立大分豊府高等学校)

関連リンク

  • STEAM JAPAN
  • CODA
  • 経済産業省