2024.10.04

岡山県立高梁城南高等学校で10代のデジタルエチケットプログラムを実施

2024年10月4日に岡山県立高梁城南高等学校の1年生に10代のデジタルエチケットプログラムを受講していただきました。

10代のデジタルエチケットプログラムを受けていかがでしたか?

【生徒の感想】

YouTubeでショート動画やドラマの切り抜き動画をよく見かけるのですが、そういったものは違法かもしれないと感じることがあります。今日の授業で学んだ中で、昔の楽曲でも著作権が切れた後も著作者の人格的利益が残る、という点が特に驚きでした。これからは、著作権に触れる可能性のあるコンテンツを投稿しないように、より意識していきたいと思います。

岡山県立高梁城南高等学校 1年 山田拓輝さん

私自身も絵を描くのが好きで、他のイラストレーターの作品をよく見ているのですが、勝手にその人の作品を模写したものを自分の作品だと言っている人を見たことがあり、著作権について考えることがありました。授業で意外だったのは、古い作品の著作権が切れても、著作物として( 著作者の人格的利益は)残るという点でした。今後は、自分がこれまで見てきた作品や美術館で見た作品に影響を受けて、自分の作品が似てしまわないように気をつけながら、自分の個性を大切にして制作していきたいと思っています。

岡山県立高梁城南高等学校 1年 大立唯愛さん

【先生の感想】

生徒が作品を制作する際、参考画像をインターネットで探すことが多いので、他の著作物の著作権を侵害しないように注意喚起しています。今日の授業で特に印象的だったのは、生成AIの話でした。今やイラスト制作ソフトでも生成AIが使えるようになり、とても身近な存在になっています。作品制作に活用する際の著作権の扱いについては、私自身も気になっていた部分でした。生成AIと著作権の関係について、授業でさらに触れる機会があれば、生徒にとっても良い学びになると感じました。

岡山県立高梁城南高等学校 デザイン科教諭 冨嶋康平 先生