長野日本大学中学校で10代のデジタルエチケットプログラムを実施
2025年11月14日、長野日本大学中学校の生徒に10代のデジタルエチケットプログラムを受講していただきました。


10代のデジタルエチケットプログラムを受けていかがでしたか?
【生徒の感想】
・著作権が作ったものにあることや侵害がダメだということは理解していたが、詳しいことはあまり知らなかった
・誰が創作したものでも著作権があり、著作物になるということを初めて知った
・お菓子に絵を描く活動をしており、ネットに上げるときは2人でやっているので、もう1人の許可もちゃんと取ってからあげたい
・歌ったり作曲したりする活動をこれからやっていきたいので、そのときに著作権や自分の作ったものにも気をつけて活動したい
・自分がパッと思いついたことで傷ついてしまう人もいるので、軽はずみな行動はしないように気をつけたい

【先生の感想】
生徒にとっても、我々教員にとっても、多くの学びがある時間でした。
これまで、「著作権」というと、漠然と「範囲が広く」「複雑なもの」という印象でした。今回の2時間の授業を受けて、改めて広くて複雑だと思いましたが、我々がどのように振る舞うべきかを具体的に学ぶことができました。
ルールを学べたことはもちろんですが、最も大きな収穫は著作権を守るための「心構え」を知ったことです。
私は、最も大切なのは「著作者に対するリスペクト」だと理解しました。著作権を侵害し得るかどうかは、全てルールで切り分けることは難しく、またルールは常に変化していくものだということも学びました。
そんな中でも、まずは「著作物を大切にしよう」という姿勢さえあれば、常に権利を侵害していないかどうか確認するようになるだろうし、その度にルールを学んでいくと思います。また、著作物を悪意を持って扱うことはなくなるので、誰かを傷つけるリスクも低くなります。
このようなことを、具体的な事例を通して、またはクイズやロールプレイ形式で楽しく学ぶことができました。


