2023.06.28

岡山県立高梁高等学校で10代のデジタルエチケットプログラムを実施

2023年6月28日に岡山県立高梁高等学校の1年生に10代のデジタルエチケットプログラムを受講していただきました。

10代のデジタルエチケットプログラムを受けていかがでしたか?

【生徒の感想】

今まで、意図せずに漫画や映画などで違法なコンテンツに触れてしまっていたことに気がつきました。今日の授業では、AIが描いたものでも場合によっては著作物として認められる可能性があるということが特に印象的に残っています。

最後に、自分でキャッチコピーを考えるのは難しかったですが、ダメだというのではなく、問いかけて自分で何がダメかを考えてもらうものを考えました。

岡山県立高梁高等学校 1年生 前谷勇希さん

【先生の感想】

今回、授業を依頼して正解でした! 今回の授業は、家政科の1年次の生徒対象に授業を行って頂きました。どうしても著作権と聞くと生徒は難しいと感じてしまいます。しかし、普段からSNSをよく使っている生徒にとって、またChatGPTやAIが普通となっていくこの未来を生きていくためには著作権に対しての理解は欠かすことはできません。教科書を使っての授業だと生徒は難しいと感じてしまいます。

しかし、今回の「10代のデジタルエチケット」の授業は違いました。普段、自分たちが使っているSNSから画像生成AIまで幅広い内容を動画教材やグループ学習といったPBL型授業により、生徒たちは普段以上に活発に意見を出し合うなど積極的に取り組むことで、問題を”他人ごと”から”自分ごと”にする事が出来たと私は教員として感じています。

今後、この「10代のデジタルエチケット」教材を使って普通科のクラスでも授業を行ってみたくなりました。その理由は、いつも以上に積極的に活動する生徒の姿をぜひこの目で見てみたいからです。今後、一人でも多くの生徒が著作権など知的財産権について”自分ごと”として感じてもらえるような取り組みを実践してみたいと考えています。

岡山県立高梁高等学校 池畑陽介先生